温室効果ガス 25% 削減 2020年までに達成できる?

温室効果ガス 25% 削減 2020年までに達成できる?

民主党 鳩山由紀夫総理が、2020年までに温室効果ガスの排出量を 25% 削減することを目標として掲げました。

無謀な目標という声、勇気ある決断と賞賛する声、いろいろあるようですが、地球温暖化、環境問題、エコを考える上で重要な事案である温室効果ガス1990年比25%削減は、2020年までに達成できるのでしょうか。

温室効果ガスは、二酸化炭素、メタンなど、温室効果をもたらすとされる気体のことで、京都議定書により1990年比6%減の削減目標が定められています。ただ、現状削減どころか増加傾向にあるようです。

具体的な案はこれからになるのだと思いますが、地球温暖化、環境問題対策として、温室効果ガスを25%削減しようとすると、例えば、太陽光発電の導入、電気自動車の導入といった対策を、今まで以上に途方もない数値で取り入れていく必要があります。

太陽光発電や電気自動車には莫大なコストがかかるので、企業や国民への負担は計り知れないものになります。

なお、温室効果ガス25%削減目標を2020年までに達成できなかった場合、排出権を購入する形で補うことになります。当然、排出権の購入費は税金でまかなわれることになるので、その負担も相当なものになります。

温室効果ガス25%削減

また、温室効果ガス25%削減をうたいながらも、高速道路無料化を民主党のマニフェストとして掲げている点は矛盾するという意見もあります。高速道路を無料化すれば、公共の乗り物を利用する人が減り、車を使う人が増え、結果としてCO2の排出量が増えることは目に見えているからです。

電気自動車が一気に普及すれば、高速道路無料化=二酸化炭素増加という問題も解決しますが、電気自動車の価格はまだまだ高く、充電をどうするかなど普及体制も整っていません。将来的には電気自動車に切り替わっていくのは間違いないと思いますが、それが何年後になるのかはまだまだ見えてきていません。

それでも、日本が環境問題、地球温暖化対策として、2020年までに温室効果ガス25%削減を打ち出したこと自体は素晴らしいことだと思います。日本が世界に対してリーダーシップを取ること自体あまりないですし、地球の未来を考えれば、地球温暖化対策、環境問題への取り組みは積極的に行わなければならないからです。

目標達成は既に非常に厳しいものだとは思いますが、最初から諦めるのではなく、国民一人一人も、エコについて真剣に考え、自分たちができることから少しずつ始めていく意識を持つことも大切になるでしょう。

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