11月22日放送の「たけしの日本教育白書2008」で取り扱われていた「トロッコ問題」を少し考えてみたいと思います。
トロッコ問題とは、イギリスの哲学者フィリッパ・フットが提起した倫理学の問題で、下記のような内容になります。
『トロッコが線路に沿って走っている最中、制御が利かなくなった。このままでは線路の上に立っている5人がトロッコに轢き殺されてしまう。そこでトロッコを別路線に引き込んで5人を助けたいが、この場合別路線に立っている別の1人がトロッコに轢き殺されてしまう。トロッコを別路線に引き込むべきであろうか?』(引用元:Wikipedia)
トロッコ問題は、そのまま5人を犠牲にすべきか、それとも1人を犠牲にすべきかという問題提起になるのですが、たけしの日本教育白書では、子供にどう教えるかを問うています。
個人的に、最初の問題提起に問題があるように思います。
質問の内容だと、どちらを犠牲にすべきか、つまりはどちらかを必ず犠牲にしなければならないという前提のもとで質問がされていますが、まずは、両方とも助ける方法がないのかを考えるべきではないでしょうか。
まずは質問に踊らされないようにということですね。
細かな状況がわかりませんが、声が届く距離なら大声で避難させる、何か大きな音を立てる方法を考えて伝える、走っていける距離なら走っていってもいいでしょう。その場その場の状況で、とにかく最善となる方法を考える。
質問のような択一的な物の考え方は、危険なのではないかなと思います。
細かい設定が提示されていないのは、つまりは最良の方法をとことん考えなさいということなのかもしれません。
こういった問題は、明快な答えなどないのでしょうが、1人1人がふと立ち止まって自分なりに考えてみることが大事なんでしょうね。
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